ご遺族様は、悲しむ間もなく葬儀の打ち合わせ等に追われます。
親戚をはじめ故人様とご縁のあった方々等への連絡、予算にあわせた葬儀プラン決め、お食事や引き物などを
決めたりしなければなりません。
その中で柩に入れる故人様の遺品を用意するのですが、ゆっくり考える猶予もなく当日を迎えます。
昔は四十九日までにご遺族様によって故人様の大切にしていた品を形見分けと称し、
ご遺族様や故人様とご縁のあった方々へ分け合っていました。
形見分けを行う事で故人様の死を受け入れる事ができ、「形見」に故人様を感じ、励みとして大切にされてきました。
現在は、遺品整理というカテゴリーに属しております。核家族、単独世帯の増加に伴い、
ご遺族様による遺品整理が難しくなってきており、故人様の死を受け入れる事ができないまま、
自らの人生の歩みも止めてしまう方も少なくはありません。
KSSサポートは遺品整理だけではなく、僧侶としてご遺族様の心に寄り添ったかたちでサービスを提案させていただいております。
大切な方が亡くなられてから数日で葬儀というながれで故人様を送ります。
作業の中で「柩に入れてあげれば良かった。」そのような遺品も僧侶だからこそ
お焚き上げ供養を施しご遺族様の意向のまま故人様の元へお届けすることもできます。
ご遺族様が再び人生の歩みを始める為にも遺品整理は必要と考えます。